桜川市の上野沼は、江戸時代に造られた灌漑用の沼で、周囲の田畑に、農業用水を供給している。
沼の周囲には遊歩道が整備され、手ごろな散歩コースになっている。
また上野沼は、バードウォッチングの場としても知られている。カルガモも気持ちよさそう。
こちらはコクチョウの親子。 南方向には、筑波連山や筑波山が見える。
上野沼の湖畔には 「やすらぎの里キャンプ場」 があり、オートキャンプ場やケビンなどが整備されている。 周辺の湿地には、木道がつくられている。
案内板によると、サンカクイやガマ、それにミミカキグサやモウセンゴケ、ナガバノイシモチソウなどの食虫植物も見られる。
上野沼から北に約1.5キロほどに妙法寺 (みょうほうじ) がある。
天台宗の寺院で、即身仏としてミイラ化した舜義 (しゅんぎ) 上人を拝観することができる。
   本殿の周囲には、ケヤキやイチョウ、スダジイなどの大木が
   見られる。 
上野沼と妙法寺の森
       桜川市  (2016-12-03)