おだて上手、おだてられ上手になり、引き出しをつくろう   20055

 なんか訳のわからんタイトルで恐縮です。NHKのラジオを聞いているとアナウンサーの言葉から引き出しをたくさん持つ人という言葉が時々でてくる。多くの場合著名人であるが、ここでいう引き出しとは、知識や経験が詰まった

 のんびりでは唯一高山植物から山野草まで知っている鴨志田さん、パソコン通である中島さん、彼などはホームページまで作り上げた。岩登りの知識を伝える高橋さん、彼らは皆知識を認められた人であり、また聞かれるから答えるため自分で学ぶという効果の繰り返しである。彼らはおだてに乗りやすいと共にそれ以上に知的好奇心の強い人であると思う。

 豚もおだてりゃ木に登るのである。私はおだてられなくても木には登れる。しかし私は単純だから、おだてられればそこから羽ばたいて空を飛べるかも知れない。秋山さんなどはあちこちに大小の引き出しを持っている。高橋さん、鴨志田さん、中島さん

 最後に個人名を使わせていただいたが、もし不快感を与えたようならばご容赦下さい。俺はおだてられて動くような人間ではない。NHKのアナウンサーもいっていた。人間の引き出しとは。このほかにも私たちの知らない引き出しを持った人もたくさんいるだろう。ぜひ引き出しに入れっぱなしにしないで、出してもらいたい。おだて上手、おだてられ上手になろう。私なんぞは小さな引き出しが少しあるだけだが、これから大きな引き出しをたくさん作りたいと思っている。のんびりの人たちの顔を思い出しても、なんかいい引き出しを持っていそうな人もけっこういるのである。山歩き以外でものんびりの中でもご存知のように秋山さんなんぞは引き出しだらけであろう。しかも今でも引き出しを増やそうと努力している。おだてるとは広辞苑で引くとうれしがることをいって、相手を得意にさせる。何かをさせようとことさら褒める、持ち上げる。私なんぞは考えてみると女房にいつもおだてられているのかも知れない。「お父さんがやると早い」とか「上手」とか、そうだろう、そうだろうと一人満足して動き回る。

 復活はうれしい。つまらない山行報告の中でも、報告とは一味違う。新聞などでは報道だけ。北朝鮮では画一的な文だけなのだろう。オピニオン復活は喜ばしい。