高萩市の高戸海岸は、「茨城の自然100選」、「日本の渚100選」、それに「高萩市の松岡八景」に選定されている。 | 近くには、「万葉の森」と呼ばれる森があり、崖の上を巡る 「万葉の道」が整備されている。 |
高戸海岸から続く海食崖は、砂や泥が堆積し砂岩や泥岩となったもので、「ささきの浜」と呼ばれている。 「茨城の自然100選」によると、「カッカッという金属音が、がけ下の佐々木の浜から風に乗って聞こえてきた。平たい一枚岩に無数のたらいの穴が空いたような浜辺に、アオノリやアサクサノリがびっしり。それを数人の男女がびんのふたなどでそぎ取っている。高戸ノリと呼ばれ、香ばしいので有名」 と書かれている。 この浜では、今でもこのような光景が、見られるのだろうか。 |
黄色い花は、海岸やその近くに生育するミヤコグサ。地を 這うように茎が広がり、群生して、お花畑をつくっていた。 白い花は、サクラソウ科のハマボッス。 |
トベラは、北海道を除く全国の海岸に生育している。 香りがよい花は、始め白色からクリーム色に変わる。 |
バラ科植物のシャリンバイは、北海道を除く、全国の海岸や、 海岸近くの山地に生育している。 大島紬の染料として、使われている。 |