いぶき山は、標高16m前後の山で、イブキの樹叢を守るために周囲はフェンスでふさがれており、立ち入ることはできない。 | ヤブツバキやトベラ、タブノキなどがイブキを囲むように生育 している。 |
ハイネズもイブキと同じヒノキ科の針葉樹。 海岸の砂地に生える植物で、地面を這うように幹を伸ばし、生育範囲を広げている。 |
シロヨモギはキク科の植物で、これから茎を長く伸ばして、夏の 終わりごろ、ほとんど目立たない花を咲かせる。 海岸の砂地に生育する植物で、分布は茨城県、新潟県以北と いうことで、ここが南限と考えてよい。 |
ハマヒルガオは、全国の海岸で見られる。 砂地という過酷な条件の中で、よくこんな可憐な花が生きていけるなと、感心する。 |
ミヤコグサは、広い範囲でお花畑を展開していた。 |
マメ科植物のハマエンドウは、海岸に生育する。 全体が絹さや(サヤエンドウ)に似ているので、この名が付けられた。 花は始め赤紫から、のち青紫に変わる。 |
ビロードモウズイカは、全体がビロードのような白い毛で覆わ れている。 地中海沿岸原産だが、日本各地で帰化している。 |