中央池。ここでは、戦後間もない時期に珪石 (けいせき) の採掘をしていた。
湧水のため採掘をやめ、それが池になった。
ここには、金魚や大きな鯉が泳いでいる。だれかが持ち込んだもの。
ウシガエルやミシシッピアカミミガメも生息している。
小木津山自然公園は、日立市の常磐自動車道小木津トンネルの西側斜面に
広がる、丘陵地を利用した公園。
ここには、日本最古の地層を最初に発見した場所がある。
             
2008年に、この小さな滝が5億500年前の日本最古の古生代
カンブリア紀の地層であることを、田切美智雄先生(茨城大学
名誉教授)が発見した。
この露頭も5億年前に、火山岩や凝灰岩が堆積した地層。
この地層にマグマが貫入してできた岩石。
ラクウショウの道。
ラクウショウは日本には自生していないが、中生代から新生代にかけての化石として、多く発見されている。
「生きた化石」として名高いメタセコイアと、ラクウショウは近縁。
モミジの道。
中央池からいしくぼの滝に向かう道。 
北展望台です。
ここからは、小木津山自然公園の森を一望できる。
春には、落葉樹や常緑樹と共にヤマザクラがモザイク状に展開する 。 
モミジの道。
北展望台から、中央池方面に向かう道。
ここには、イロハモミジ、オオモミジ、ウリカエデなどが見られる。
季節の移ろいと共に、緑から黄や赤に変わる、色彩の変化が見事。
草すべりやトイレ、非難小屋がある。
バーベキューのできる炊飯場もある。
不動滝も、5億年前の花こう岩でできている。
ここではかつてNHKの大河ドラマ「武蔵」のロケが行われた。
滝の傍らには二体の不動尊が祀られている。
小木津山自然公園
          日立市  (2015-11-12)