芽吹き前の林床には、バイケイソウの緑が鮮やかです。緑が少ないこの時期、沢筋に成長するバイケイソウは、よく目立つ。 バイケイソウは、有毒植物だが、ギボウシやギョウジャニンニクなどの山菜に間違われ、誤食することの多い植物。 夏に高山帯を歩いて見かける大型の花がコバイケイソウで、この小さな植物がバイケイソウとは面白い。 |
実生から発芽したばかりのブナ。 双葉とも呼ばれる2枚の子葉を広げている。 子葉が2枚あることから、双子葉植物と呼ばれる。 葉の間にみられる赤っぽいものが、成長して本葉となる。 |
道筋に、キクザキイチゲが咲いていた。 | ツルキンバイ (蔓金梅) 。 バラ科の植物で、よく似た花にミツバツチグリがある。 葉の鋸歯や花弁の形などで、違いが分かる。 |
ウスバサイシン (薄葉細辛) 。 同じ仲間には、徳川家の御紋として知られる「三葉葵」のモデルとなった、フタバアオイなどがある。 |
カタクリはたくさん見られる。 |