袋田の滝は、1500万年前の海底火山の噴火によってできた地形。
水が四段に流れ落ちることから、四度の滝ともいわれている。
町営の駐車場に車を停め、歩き始める。
袋田の滝から流れ込む橋を渡ると、正面にどっしりとした山容の生瀬富士 (なませふじ) が見える。
右手には、二つのピークを持つ月居山 (つきおれさん) が見える。
左側のピークは月居山前山、右側が月居山。
中腹には、月居観音堂が祀られている。  
滝に向かう道筋には、土産物店や食堂などが立ち並ぶ。 平成20年に設置された新観爆台からの展望。
旧観爆台からは袋田の滝を正面に見るが、ここからは滝を俯瞰するように、周りの広葉樹の森とともに素晴らしい景観を見せてくれる。
滝のすぐ下流には、大きな丸い石がごろごろとしている。
この石は、男体山火山角礫岩 (かざんかくれきがん) と呼ばれ、海底火山から噴出したものが固まったもの。 
袋田の滝から下流に架かる吊橋を渡り、自然観察路を歩く。
斜面につくられた道は、月居山ハイキングコースでもある。
袋田の滝の上流には、生瀬の滝が見える。 
   袋田の滝
       久慈郡大子町  (2016-11-03)