冬鳥の越冬地として知られる古徳沼。
農業用ため池である古徳沼は、昭和41年にハクチョウが初飛来した。
その後地元の人による餌付けが成功して、年々飛来する冬鳥の数が増えている。
那珂市の静神社の祭神は、織物の神様といわれている。
参道沿いには、樹齢数百年のスギの大木が天を突くように林立している。
拝殿と本殿の間には、クスノキの巨木も見られる。
かつては、拝殿前には樹齢千年を超えるスギが御神木として祭られていたが、火災にあって枯れたとのこと。
静神社のすぐ隣には、約2000本の八重桜をはじめ、ソメイヨシノ、ツツジなどが植栽された、静峰ふるさと公園がある。
ここは、日立市のかみね公園・平和通りとともに、県内では2ヶ所の、日本さくら名所100選に選定されている。
 観光客が与える餌をおねだりするオオハクチョウのすぐそばには、おこぼれを頂戴しようと、猫が狙っていた。
静神社と古徳沼
        那珂市  (2015-12-19)