水戸森林公園は、明治100年を記念して昭和43年から造成を始めた。園内はいくつかのエリアに分かれ、西に前沢・金山地区、東に成沢地区が広がる。

週末訪れる人は、ほとんどが家族連れで、遊具広場や恐竜広場、子供の谷方面に向かうようだ。
自然環境活用センター駐車場に、車を停める。
周辺には、市内で唯一のアカマツ林が残っている。           
森林公園MAPに書かれた、創造の森・森林浴コースを歩く。 つつじヶ丘。
4月から5月にかけて、ツツジの見ごろとなる。
北西方面には、城里町や笠間方面の森が見える。  大鍋と呼ばれる、森林公園内で一番の好展望地。
人通りの多かった前沢・金山から、成沢地区に向かう。
ここには、林道金隅 (またぐま) 成沢線が通っている。
林道には通行止めと書かれていたが、車が走っていた。
不法投棄が多いのだろう、辺りはゴミが散乱している。
成沢地区の案内板。
ここも水戸市森林公園のエリアだが、先に歩いた前沢・金山地区とは違い、訪ねる人もほとんどいないようだ。
案内板も不鮮明で、現在地すらわからない。
ひっそりと静まり返った森の中に、沼が現れた。
突然の来訪者に驚いたようで、カモがバタバタと大きな羽音を立てて、飛び去った。
誰一人行き交う人のない静かな歩きが楽しめる。
シラカシ、アラカシ、ユズリハ、ヤブツバキなどの常緑樹に、クヌギやコナラなどの落葉樹が混じる。
水戸市森林公園
       水戸市  (2015-11-07)