神社の森にはスギのほかに、ヒノキ、シラカシやスダジイ、モチノキなど、暖温帯の常緑広葉樹林が見られる。
稲田神社の主祭神は、奇稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)。
この奇稲田姫(くしいなだひめ)が八頭八尾の大蛇に追われた時、茶の根につまづき、松の葉で眼を痛められたという話が、氏子の人たちの間で語り継がれている。
このため、稲田神社では茶をたてることを禁ぜら、氏子の中には今でも屋敷の中に茶や松を植えず、又茶を飲まない風習が残っている。
また、稲田神社に願をかける時は、茶を断ってお詣りするのがならわしとなっている。
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茨城の自然100選を訪ねて、今回は千年以上の歴史を持つという、笠間市の稲田神社を歩いてきた。
入口には、花こう岩で作られた鳥居が建てられている。
この辺りは、稲田石と呼ばれる花こう岩の産地で、国会議事堂や最高裁判所などにも使われている。 |
鳥居をくぐり、参道を歩き、石段を登る。 |
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石段を登ると拝殿がある。この拝殿に向かって左側には御神木のスギがある。 |
そして、右側にはやはり御神木のスダジイ。 |
稲田神社の森
笠間市 (2015-10-18)