桜川市の北部、栃木県益子町との境界近くに、八溝山地鶏足山塊
(けいそくさんかい)
の富谷山
(とみやさん)
がる。
中腹には天台宗小山寺
(おやまじ)
があり、富谷観音として知られている。
奈良時代の開山と伝えられている。
境内は、スギやヒノキなど針葉樹のほか、シイやカシ類などの暖温帯常緑広葉樹林が広がっている。
この山は、昭和46年から採石が続き、山腹が大きくえぐられている。
仁王門は、県指定の文化財で江戸時代の建造物だが、平成24年の解体修理で、建立当初の姿に再現された。
本堂も県指定の文化財で、江戸時代の建造物。
三重塔は、室町時代に建てられたもので、国指定重要文化財となっている。
富谷山
桜川市 (2016-12-17)