雑木林が続く十一面山 (じゅういちめんやま)
常総市の石毛城跡は住宅地に囲まれている。
室町時代の天文元年に築城されたという石毛城跡には、八幡神社が建てられている。
神社は、カヤやケヤキなどの大木に囲まれた静かな鎮守様。
周囲には、土塁や堀跡が残っている。
 
石毛城跡から北西方向少し先に、十一面山 がある。
鬼怒川の河畔につくられた人工の平地林。
戦後の燃料革命で、これまで使われてきた薪炭が石炭などの化石燃料に変わり、この付近の里山は荒廃した。
平成15年に地元の人たちが立ち上がり、大量の投棄物を撤去し、身近な樹木を植栽し、このような里山林をつくりあげた。
    十一面山と石毛城跡
            常総市  (2018-02-03)