龍ヶ崎市の蛇沼は、地図を見ると人が手足を広げているようにも見える。沼の周囲はクヌギなどの雑木で囲まれ、またその周りを住宅街が取り囲んでいる。
             
蛇沼に隣接する蛇沼公園の雑木林には、遊歩道がつくられ、沼を望みながら散策することができる。
公園内には、望沼台、野鳥観察舎、東屋などが建てられている。
市では蛇沼を、自然とふれあいの可能性を残した水辺空間として、適切な利用方法を考えている。
水を浄化し、野鳥や植物の観察地として、整備してほしい。
元は農業用水池で、生活排水などが流れ込まないため、きれいな水だった。
昭和40年代までは、水生植物で若芽を食用とするジュンサイが採れた。
今は透明度も低く、良好な水質とは言えない。
沼は、過去に何度か干上がったようで、宅地開発などが原因のようだ。 
  蛇沼
       龍ヶ崎市  (2015-09-21)