広大な神宮の森は長い間神域として守られ、スギやスダジイ、タブノキやモミなどの常緑樹の巨樹が生い茂り、その種類は600種以上に及ぶという。
またここには、生育が南限の植物であり、環境省の絶滅危惧種に指定されているラン科植物のフウランも見られる。
日本三大楼門の一つに数えられる、鹿島神宮の楼門。 楼門をくぐると拝殿が見え、その後ろに本殿が建てられている。 
 
広い参道を奥に向かうと奥宮が祀られている。 新年の風物詩として、テレビで紹介される御手洗池 (みたらしいけ)
日に40万リットル以上の湧水があり、昔は参拝する前にここで禊をした。
境内に広がる豊かな樹叢は、茨城県の天然記念物に指定されている。 社務所近くのスダジィの古木にフウランが着生していた。
鹿島神宮の森
        鹿嶋市  (2017-7-2)