三面避難小屋は想像したよりきれいだった。小屋の前には焚き火の跡があり、その中にはビールの空き缶などが散乱していた。釣り人だろうか。
小屋を離れると三面川に架けられた3本目の吊橋「三面川本流橋」を渡る。これも奥三面には不釣合いなほど立派な吊橋である。この橋を渡ると鎖がつけられた急斜面のトラバースとなり尾根に乗る。ここからは急登の尾根歩きとなる。やせ尾根が続き、汗がふき出してくる。
11時48分、鉄板を曲げて覆っただけのような道陸神峰避難小屋に着いた。中には焚き火ができるようになっており、出入り口を覆うためのブルーシートが用意されていた。ここで昼食をとる。これから先はしばらく水が当てにできないので、近くの水場から3リッターの水を汲んだ。
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