茨城のヤブ山歩き(No.121)  雨引山(409.3m)  

2万5千分の1地形図「加波山」  桜川市 平成24年10月6日

安産子育・厄除け延命のご利益があるといわれる桜川市の雨引観音は雨引山の中腹に建立された寺である。地形図を見ると雨引観音から北部に位置する409.3mのピークには山道が通じている。由緒ある雨引観音を懐抱する雨引山だからよく歩かれているのだろうか。

 

県道41号つくば益子線を走り、本木地区で雨引観音方面に向かう。

集落を抜け少し走ると道路脇に「雨引山・加波山」と書かれた案内板が目に付いた。

ここは関東ふれあいの道でもあり、茨城自然100選の道でもある。近くの駐車場に車を停めた。

 

1115分、案内板に導かれて山道に入る。この道は地形図には書かれていない。

間伐材であろう小径木の丸太で階段が作られているが、すぐに階段はなくなった。道の両側には3メートル以上の高さに育ったアズマネザサとなるが、このアズマネザサもすぐに落葉樹に変わった。

多くは斜面を巻くようにつくられた道だが、要所に道標が設けられ、危険箇所には柵が作られている。

 

1136分雨引観音からの分岐に着いた。ここからは地形図にも書かれた山道となる。

1144分再び分岐にでた。道標には左に「雨引山・御嶽山」、右に「加波山」と書かれ、加波山や足尾山方面への縦走路となる。

 

   1150分山頂に着いた。東屋が建てられている山頂から、南には双耳峰の筑波山と関東平野が広がるが、北側はヒノキの人工林にさえぎられ、展望はない。
 
案内板を左に向かう 丸太の階段を登る
雨引山と加波山方面との分岐 東屋のある山頂
 
山頂から筑波山と関東平野  雨引観音観音堂