茨城のヤブ山歩き(No.135)  白山(213m)  

2万5千分の1地形図「野口」 北茨城市 平成25年05月05日

山頂に白山神社の造営された城里町の白山に登る。

133分、「赤沢新農村集落センター」の駐車場に車を停めさせてもらい、歩き始める。

少しの間民家の間を歩くとすぐに山道になり、その少し先で道は二手に分かれる。直進すると沢道、左手の道は尾根で、尾根側入口には鳥居があり「白山神社登山口」と書かれている。

尾根道に入るとすぐに両脇はヒノキの道となる。神社の参道なのだろう。道には小さな祠がいくつか置かれている。ヒノキの林から右手にシラカシやアラカシなどの常緑樹、それを過ぎると落葉広葉樹と、植生が変わる。

まもなく傾斜が変わり、勾配がぐっと楽になった。同時に北斜面が急に落ち込み、右下に大きな沢が見える。先ほどの登山口を直進した沢道だろう。大きな沢だが流域面積が小さく、川の流れはない。再び斜面が増すと、前方に社の屋根のようなものが見える。

154分、白山神社が置かれたピークに着いた。社を一回りしたが由緒書きがない。ここには三角点も標石もない。周囲は針葉樹、広葉樹に囲まれ、ほとんど展望はない。

下りは反対方向の道を降りた。この道はあまり利用されていないようで、幾分荒れているように感じる。

この山を白山と呼んでいいのか、わからない。山頂に白山神社を祭る山としてか、白山と呼ぶ土地の人もいる。

 
ここから山道に入る 左が白山神社登山口、右が沢道
白山神社登山道 白山神社