茨城のヤブ山歩き(No.123)  稲田山(264.5m)  

2万5千分の1地形図「加波山」  笠間市 平成24年10月14日

浄土真宗西念寺の山号として知られる稲田山に登る。

国道50号線を走り、水戸線稲田駅を過ぎ、関戸地区で稲田山方面への道に入る。集落を過ぎ林道をしばらく走ると、地図に書かれている通り電波塔に行き着き、車を停める。

ここは国土地理院の地形図記号では1車線の道路から軽車道に変わる場所である。

ここからだと山頂までは距離にして200mちょっと、標高差30mほどの山歩きだ。

 

953分歩き始める。

ほんの少しだけ舗装道路を歩き、尾根に乗るべくかすかな踏み跡に入る。雑木林の二次林だがすぐにアズマネザサのヤブになった。このヤブは分け入る気になれず、左に回りこむと踏み跡があった。この先はしっかりとした道となる。

地形図で見ると等高線はそれほど込み入ってはいないが、まっすぐな道で結構急に感じる。登りきると前方に大きな反射板が見える。

 

104分山頂に着いた。あっという間の登山だった。東斜面に東京電力の大きな反射板が置かれ、その方向だけは切り開かれて展望が望めるが、ほかは落葉広葉樹に囲まれ展望はない。

周辺にはハギやアキノキリンソウ、シラヤマギクなどが咲いて、秋を感じさせる。

 
電波塔のあるここから歩く ここから山に入る
稲田山山頂 山頂の反射板