茨城のヤブ山歩き(No.143)  風神山(241.9m)  

2万5千分の1地形図「常陸太田」 日立市 平成25年07月07日

阿武隈高地の南端の山として知られ、日立市と常陸太田市の市境界に位置する風神山を歩く。

 

この山は、散策路や高鈴山への登山口として整備された「風神山自然公園」内にあり、駐車場からはゆっくりと歩いても10分もかからない距離にある。

 

国道6号の混雑緩和対策としてつくられた山側道路を走る。日立製作所日立研究所近くに「風神山自然公園」と書かれた案内板があり、ここから山側に入る。

 

駐車場に車を止め、風神山に向かう。ここにはテレビや携帯電話など、いくつかの電波塔が建てられ、トイレや展望台がつくられている。

広い芝生の広場を抜けると、すぐ左に入る道が現れる。周回するような道がつくられているので、ここは直進しても、左に入ってもよい。

 

電波塔の脇を通り過ぎると、すぐに二等三角点が設置された山頂に着いた。

アカマツ、ヤマザクラ、スダジイなどに囲まれて、周囲の展望はない。

山頂には江戸時代に建てられ、風神山の象徴となった風神、雷神の碑が置かれている。

 

風神山の読み方は一般にはふうじんやまとして呼ばれることが多い。山側道路からの案内板には「Mt.Fujin」、山頂の風神、雷神の碑の案内板にも「ふうじんやま」と書かれている。しかし入口の駐車場の案内板には「かぜのかみやま」、そしてふるさと日立の認定テキストの「日立の地形の成り立ち」の項には「かぜのかみやま」と書かれている。

 
風神山自然公園入口 ここから歩く
風神・雷神の碑 風神山山頂