茨城のヤブ山歩き(No.125)  剣ケ峰(370m)  

2万5千分の1地形図「柿岡」 かすみがうら市 平成24年10月21日

山と渓谷社発行の「茨城県の山」に紹介された剣ケ峰を歩く。

千代田石岡で高速を降り、県道236号筑波公園永井線を走り、「いやしの里ホテル」前に車を止める。剣ケ峰はここから北の稜線上にあるピークの一つだ。

1028分、歩き始める。稜線に向かう尾根に案内板が置かれ、二手に分かれた道は左にパラボラ山、右に剣ケ峰(眺望コース)と書かれている。地形図で確認すると、道は書かれていないが、パラボラ山方面は電波塔の置かれた稜線を辿り、剣ケ峰に至るコース、眺望コースは斜面をトラバースしながら、剣ケ峰に至るコースとなるのだろうか。ここは剣が峰(眺望コース)に進む。

イヌシデ、コナラなどの落葉広葉樹林でアオキ、ヒサカキなどの常緑潅木が茂る、心地よい歩き。ここも県内の山の御多分に洩れず、山道はイノシシにほじくり返されている。眺望コースといえど、木々に囲まれ展望はない。等高線に添うようにつくられた道は、多少のアップダウンを繰り返しながら少しずつ登る。カケスが賑やかに騒いでいる。

1043分分岐に出た。左が剣ケ峰で山頂まで100メートルと書かれ、右側が青年の家(直登コース)。剣ケ峰方面に向かうと急登となるが、1048分稜線に出た。ここが剣ケ峰で、広く刈り払われ、気持ちいいところだ。

 
ホテルいやしの里 右の眺望コースへ進む
稜線上の剣ケ峰 剣ケ峰