茨城のヤブ山歩き (No.13)  雷神山 (241.4m)  

2万5千分の1地形図「山方」 久慈郡水府村 平成15年7月27日

 水府村南部に位置し、要害山の左に並ぶ雷神山を目指す。県道29号県道常陸太田烏山線を走り、大仁田と書かれたバス停近くを右折し、細い道を登るとすぐに点在する集落に入る。民家の奥の道に車を止め、2時15分に歩き始める。少しの間荒れたコンクリート舗装の道から、開かれた山間部の斜面を切り開いて作られた畑の間の道を行く。すぐに右手からの尾根道に合流した。現在地の特定に確信を持てないため、周囲の地形を確認し左に進む。すぐ前方に周囲から少し高い位置に林が見えた。周囲の状況からあれが雷神山に違いない。そこには石垣が組まれ、階段が見える。今は住まわれていないような民家の前から階段を上る。ギボウシの花が咲く薄暗いヒノキの植林の間を歩くとすぐに山頂に着いた。2時30分山頂着。三等三角点が置かれているが、ここが雷神山の山頂ということを示すものは何もない。水タンクと水神様であろう小さな社が置かれている。山頂は低木のヒノキの植林とコナラ、松などの天然林となっており、周囲の展望はない。地元の人もほとんど訪れることは無いと思えるこの山、山と言うよりはこの集落に住む人たちによって開かれた丘陵地と言う言葉が適当であろうか。     雷神山の地図を見る

三等三角点の見える雷神山山頂

山頂に設置された水タンクと水神様?

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