茨城のヤブ山歩き(No.140)  高戸山(36.2m)  

2万5千分の1地形図「高萩」 高萩市 平成25年06月22日

山仲間に高萩の海際に高戸と呼ばれる山があるとの情報を得た。

地形図で確認する。日立方面から太平洋を海岸沿いに北上し、高萩市に入ると岩礁地帯の書かれた場所がある。ここに36.2mの三角点が書かれている。

 

駐車場を探して海岸付近に来ると、「日本の渚百選 高戸小浜海岸」と書かれた景勝地に出た。

この場に日本の渚百選なるものがあることは知らなかった。

ちなみに渚百選を調べてみると、茨城ではここ高戸海岸の他に、五浦海岸、大洗海岸が指定されている。

 

駐車場に車を停める。辺りを見回すと、踏み跡らしきものが見え、そこから入る。すぐに二手に分かれるが、ここは右の沢方面に向かう。

すぐに森の中に入る。踏み跡はしっかりつけられているが、前日の雨でぬかるんでいる。立ち止まるとすぐに蚊がまとわりつき、歩くとクモの巣が顔に張りつく。

斜面のあちこちに小さな穴が開いている。見るとカニが出入りしている。

 

ほんの短い山歩きだが、ところどころ立ち木にビニールテープが巻かれ、進路を誘導してくれる。

すぐに山頂に着いた。

三角点があり、「高戸山36.3m」と書かれた表示板がつけられている。地形図では36.2mのはずだが。

周囲はアカマツの混じる落葉樹と照葉樹に囲まれ展望はない。しかし海のすぐ近くなので、打ち寄せる波の音が聞こえる。

 
駐車場 ここから入る
道の様子 高戸山山頂