茨城のヤブ山歩き(No.127)　　天狗山(305.8m)　　

2万5千分の1地形図「大子」　大子町 平成24年11月04日

茨城県の大子町と栃木県の那珂川町との県境沿いに位置する天狗山を歩く。

茨城県の最高峰八溝山から南に主稜線を辿り、花瓶山、高戸山、石尊山、そして天狗山から南に新田山、尺丈山へ茨城と栃木の長い県境尾根が続く。天狗山へは国道上の境明神峠から南東方面の尾根上にある。

国道461号を走り、境明神峠を少し越えた栃木県側の駐車スペースに車を停める。

11時ちょうど、適当な登り口を探し、茨城県側に戻るが、結構なヤブで入る気がしない。再び栃木県側に入り、田んぼの脇を歩きながら尾根に入る道を探し、適当なところで斜面を登り尾根を目指す。

周囲は落葉広葉樹の二次林で、心地よい林だ。すぐに尾根に乗り、距離は短いが、ここからいくつかのピークを越える縦走となる。

途中、猛烈なスズタケのヤブに入る。上を見たり下を見たりして尾根を外さないように歩く。これもピーク近くなると潅木が少々邪魔をするが、心地よい尾根歩きに変わる。

11時51分天狗山に着いた。「天狗山」と書かれた思い思いの木札が5枚くらい立ち木や三角点周りに置かれていた。

周りは落葉広葉樹で囲まれているが、樹間からわずかに山並みや町並みが見える。このコースは笹を刈ると里山歩きの良いコースになると思うが、県境沿いの道でどこが整備すべきなのだろうか。