茨城のヤブ山歩き(No.151)  天神山(17.4m)  

2万5千分の1地形図「常陸久慈」 東海村 平成25年08月13日

日本で始めて原子力による火が灯った村として知られる、東海村の天神山を歩く。

地形図でこの山を見ると、日本原子力研究開発機構や、日本三体虚空蔵尊の一つである村松山虚空蔵堂のすぐ左に位置する標高17.4mの山で、田んぼで囲まれた森の中にあるようだ。

 

国道245号から虚空蔵堂付近で天神山方面に曲がり、田んぼと丘陵を仕切るようにつくられた農道ともいえる道に入る。

すぐに「天神山入口」と書かれた手作りの案内板が目に付く。ここに車を停める。

 

ここから森に入ると「登り口」と書かれた案内板がある。

アカマツにヒサカキが混じる道を上ると、1分も過ぎずに前方に三角点、その先に「県下一低い山17.4m 天神山」と書かれた案内板が見えた。この案内板の裏側には「茨城の低山 1.天神山 全国13番 2. 天妃山(北茨城)21.2m 3.梵天山(常陸太田)29.0m」と書かれている。

周りはシラカシ、ヒサカキなどの常緑樹が多く、ほんの小さな森だが周囲の展望はない。

 

ちょっと物足りないので、上りと反対方向に尾根を辿ってみた。

すぐにアズマネザサのヤブになるが、踏み跡はつけられている。クモの巣が顔に張り付く。やがて踏み跡はなくなり、来た道を戻った。

 
ここから入る すぐに登り口
すぐに山頂 案内板
   
案内板の裏側   山頂からのヤブ