茨城のヤブ山歩き(No.118) 山尾山(396.6m) |
2万5千分の1地形図「真壁」 桜川市真壁町 平成24年9月01日 |
桜川市真壁町の山尾山を歩く。山尾山とは地名からきた名前で、地元ではこのほか真壁小富士や、国土地理院の基準点名からつけられた権現山などとも呼ばれているようだ。 地形図によると、山頂に至る道は南北に続く尾根上につけられている。今日は県道150号月岡真壁線から林道に入り、そこから山道を歩こう。 車は県道から林道に入る。舗装されていた道は、途中で舗装が切れると同時に悪路となった。12時49分、ここで車を降りて歩く。 林道の両側はスギの人工林。手入れされておらずアオキがかなりの密度で茂っているが、それもすぐに広葉樹に変わる。 1時5分、ヤブを掻き分け沢道から山に入る。入口がわかりにくく、周りを少し歩き探した。 いきなりの急斜面の沢や沢沿いをしばらく歩く。周りはスギの人工林。水が心細く、途中で沢水を補給した。セミが盛んに鳴き、暑くて汗が噴出す。クモの巣が顔に張り付く。 1時25分、沢から左手の方向にかすかな踏み跡があり、地図で確認する。地図に書かれた道は沢道になっている。おそらくこの沢から外れ、山腹を巻くように左手に進み、山頂直下の尾根に乗るのだろう。ここで沢から外れ、巻き道に入る。 斜面の上を見ると花崗岩の巨石がごろごろしている。 1時33分、尾根に乗った。この尾根を上に向かうと山尾山の山頂だろう。 傾斜がなくなるとスズタケが密生し始めた。そのヤブの中にしっかりと踏み跡が付けられている。笹を掻き分けるとヤブ中にピークの三角点があった。 1時42分、山頂に着いた。山頂は背丈以上のスズタケに囲まれ展望はなく、三角点以外山頂を示すものは何もない。 |
林道を歩く | ここから山に入る |
花崗岩の大石 | 山尾山山頂 |